ベイジングの効果について
こんにちは。グルーマーのたまごです。
本日は、ベイジングについてお話します。
ベイジングとはシャンプー、トリートメントのことです。 ベイジングはトリマーさんだけでなくオーナー様も方法や効果を正しく理解しておくと、とても役に立つのでぜひご覧ください。
ベイジングの役割
シャンプーには色々な効果や役割があります。 主な効果は以下の6つです。
- 汚れを落とす
- 消臭効果
- 被毛、肌の保湿
- 病気の予防
- 病気の治療
- 肌、被毛のターンオーバーを助ける
1. 汚れを落とす
日々の生活の中で少しずつわんちゃん猫ちゃんは汚れてきます。
お散歩中に土がついたり、ご飯を食べてる時に汚れてしまったり、少しずつ積み重なってきます。
細菌や虫などから身を守るために肌からは皮脂が常に出ています。
これは毎日少しずつ出ているので定期的に洗ってあげる必要があるのです。
2.消臭効果
2つ目は消臭効果です。 ワンちゃんは人に比べ汗腺の量や場所が異なっていて、人よりは汗を余りかかないです。
ですが、汚れと同じように少しずつ匂いもついてきます。
人と同じように体臭も様々で強いこと弱い子がいます。
また、食事によっても変わってきます。 シャンプーによってこの体臭も消臭することができます。
3.被毛や肌の保湿
皮膚からは皮脂が出ているといえどその量は汗と同じで犬によって様々です。
●超乾燥肌&皮脂が過剰に分泌されるオイリー肌の子
●乾燥肌の子
●普通肌の子
がいます。
乾燥後ひどいとフケがたくさん出てきたりひび割れてきてしまいます。
シャンプーは油分や汚れなどをおとします。
リンスやトリートメントは保湿を行います。
肌や被毛は一番外側のバリア機能なのでとても大事です。
ですので冬場は特に乾燥するので高保湿のものを選ぶなど対策が必要です。
4.病気の予防
病気の予防は大きく分けて2つです。
1つ目は清潔に保つことができることで予防に役立ちます。
汚れを落とすことで菌の増殖を防ぎます。
また現在は混合ワクチンを打つ人が増えていますが、体についたノミやダニを取り除くことができます。
2つ目は、異常の早期発見です。
毛に覆われていて普段は気づかないかもしれないですが、濡らしてみたり、毛をかき分けて見ると発見することはよくあることです。
加齢に伴いイボやしこりができていたりします。それ以外にもいつの間にか小さな毛がをしていたり…
イボやしこりには良性と悪性があるので早期発見できることはとても大切です。
5.病気の治療
5つ目は治療です。
シャンプーは皮膚病の治療に役立ちます。
飲み薬や塗り薬だけでなくシャンプーすることで直接治療を行えます。
毛が抜けたり、痒がっているのはもしかしたら皮膚病かもしれません。
病院に行き検査することをおすすめします。
もし皮膚病と診断された場合は病院から薬用シャンプーが処方されます。
それで1週間に1度や2週に1度シャンプーして、治療を行います。
6.皮膚や被毛のターンオーバーを助ける
これはどちらかといえばブラッシングについてなのですが、毛や皮膚の交換の手助けを行います。
現在は室内で犬を飼うことが増えたので1年の中での温度変化が減りました。
これに伴い普段は夏と冬で生え変わっていた毛が一年中抜けたり上手に抜けなかったりします。
ベイジングに入る前やドライの時にはブラッシングを行います。 これによリ抜けるはずだったのにまだ抜けてない毛を取り除くことができます。
また、ブラッシングは肌に適度な刺激を与えるので毛が生え変わったり皮膚のターンオーバーを手助けします。
シャンプーも同様の働きをします。
まとめ
トリマーさんはサロンではまずはじめにするお仕事です。
必ず効果役割をしっかりししておく必要があります。
知った上で行わないときちんとした施術ができないのでしっかりし勉強しましょう。
オーナー様はコロナ渦でなかなかトリミングに出せないこともあると思いますので、ぜひこの効果や役割を理解してご自宅で行ってみてください。